2025年07月02日

お知らせ 季節コラム

7月|強い陽射しを、しなやかに遮る。

邸宅外構における“遮熱設計”のすすめ

夏の陽射しが勢いを増す7月。
照り返しの強い舗装面、熱を蓄える壁面、室内まで届く西日―
この季節、外構は想像以上に“熱”の影響を受けています。
特に高級邸宅では、単なる対策ではなく「意匠と機能の両立」が求められる時代へ。
そこで今回は、見た目の美しさを損なわずに快適性を高める、邸宅外構における遮熱・日除け設計のポイントをご紹介いたします。

邸宅外構における遮熱・日除けの工夫

1.植栽によるナチュラルシェード

落葉樹やつる性植物を取り入れた緑陰設計は、夏の直射を和らげるだけでなく、四季の移ろいを感じる風景づくりにも。
葉が茂る夏はしっかりと日差しを遮り、冬は落葉により自然な採光を確保します。

2.パーゴラ・シェードの設計的活用

ウッドやアイアンのパーゴラにファブリックをかけた日除けは、邸宅の外観に奥行きを与え、快適な屋外空間を演出します。
デザインと建物の調和を図ることで、上質な印象を損なわずに機能性を高めます。

3.床材の遮熱対策

タイルや天然石は、照り返しや輻射熱による体感温度上昇の原因に。
遮熱塗装や淡色素材の採用、濡れ縁などの設計的工夫で快適性を向上させます。

4.目隠し兼日除けフェンスの設置

隣地からの視線を遮りながら、日差しも和らげる“縦格子”や“半透過型”のフェンス。
視線コントロールと通風・遮熱性の両立は、プライベート性の高い外構において必須の視点です。

美しさを守りながら、熱を遠ざける。

外構は、ただ“屋外の装飾”ではなく、
室内の快適性や住まい全体の温熱環境にも密接に関わる存在です。

夏を涼しく、美しく暮らすために。
邸宅外構における遮熱設計の見直しを、今こそご検討ください。

ご相談は【堀切庭苑】へ

当苑では、設計段階からの遮熱対策や、既存外構へのアップデートにも柔軟に対応しております。

  • 緑陰・日除け
  • 素材による遮熱提案
  • 建物との統一感を重視した意匠設計

ご家族構成・ライフスタイルに応じたご提案夏を涼やかに迎える一歩として。
お住まいの快適性と美観を両立するご提案を、丁寧にお届けいたします。

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