茶室と調和する和モダン坪庭の外構設計

カテゴリー: 外構・庭の新築 施工事例

物件タイプ: 戸建住宅(建替え・新築外構)
施工地: 東京都世田谷区
竣工日: 2025年5月
施工期間: 約1ヶ月
マテリアル

LIXIL フェンスAL、LIXIL グランドスポットライト、既存石材(蹲・役石)

施工ポイント

・先代から受け継いだ蹲石を、裏千家の作法に則り再構成
・茶室の地窓から眺めるために設計された、格式ある坪庭
・フェンスALで外からも楽しめる“開かれた茶庭”を実現
・夜間ライティングで坪庭を優しく照らし、趣のある和モダン空間へ
・現代建築と伝統的茶庭の融合による、上質なファサードデザイン

建替えを機に、新しい住まいには奥様のご趣味である茶室が設けられました。

その茶室の地窓から眺める外空間として、ご家族が大切に保管されてきた先代のお母様の「蹲(つくばい)」石を活かした坪庭を計画しました。

伝統を受け継ぐ茶庭の再構築

奥様が裏千家の作法を嗜まれていることから、茶庭に精通した職人により既存石を選び抜き、裏千家の手法で役石を配置。
限られたスペースの中に、伝統的な茶庭の佇まいを再現しました。

外からも楽しめる開放的な坪庭

当初は道路側に高い目隠しを設ける案もありましたが、空間の広がりを重視し、思い切って外からも楽しめる坪庭に。
境界の目印としてLIXIL「フェンスAL」を採用し、内部の緑をやわらかく透かし見せることで、街に開かれた庭空間としました。

夜を彩るライティング演出

フェンスALの笠木下ライトが夜間に坪庭をふんわりと照らし、帰宅時にも和の趣を感じられる空間に。
また、シンボルツリーにはLIXILグランドスポットライトを用いてバランスよくライトアップし、昼夜で異なる表情を楽しめるよう計画しました。

現代建築と和の融合

スタイリッシュな新築住宅と伝統的な茶庭が融合し、和モダンの魅力あふれる外構デザインに仕上がりました。
茶室でのひとときと共に、坪庭が“暮らしに寄り添う景色”となっています。

大切に受け継がれた石や想いを、新しい住まいに調和させる外構設計。
世田谷区での坪庭づくり・茶庭リフォームは、ぜひ私たちにご相談ください。

このようなお庭&外構工事をご希望の方は、お気軽に無料相談へお問い合わせください。

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